


遊佐慕情
一、 北に聳(そび)える 出羽富士の
雪解け水が 野を拓く
黄金波打つ 米どころ
あぁ 月光川に 夢映し
風が渡るよ 遊佐平野
二、 木立の奥の 丸池様
瑠璃の鏡で 誰を待つ
岩の狭間に 湧く水は
あぁ 胴腹滝の 清らかさ
命うるおす 神の里
三、 荒波響く 日本海
吹浦守るは 十六羅漢
旅の無事をば 祈りつつ
あぁ 夕陽に染まる 帰り道
心ふるさと 遊佐慕情

「遊佐四大祭 〜郷土の恩人〜」
(一番:戴邦碑祭・文隣和尚)
天保嵐の 国替えを
命を賭して 押し留む
玉龍寺なる文隣の
義民の魂 ここにあり
今も讃える戴邦碑
居成の祈り 忘りょか
(二番:佐藤藤蔵祭・植林の父)
西の砂丘の 荒ぶ風
私財を投げ打ち 立ち向かう
佐藤藤蔵 黒松の 苗に託した
夢の跡 緑豊かに なびくのは
守り抜きたる 愛郷心
(三番:佐藤政養祭・鉄道の父)
升川生まれの 英傑は
日本の夜明けに 鉄路敷く
吹浦の駅に 今も立つ
その名こそ 佐藤政養
未来へ続く 架け橋よ
(四番:諏訪部権三郎祭・慈愛の代官)
鳥海鳴動 地は揺れて 飢えに苦しむ
民のため お上の許し
待たずして 蔵米開いた
お代官 諏訪部の情け
五月の風に 恩を知る
(結び) 霊峰鳥海 雪白く 水は清らな
遊佐の里 四人の偉業 語り継ぎ
感謝の祭 とこしえに
「梅津家の遊佐貢献讃歌」
一 文政五年の昔より 野沢に構えし
梅津家の 大組頭八郎治 徳を積む
明治の御代の 学び舎は 梅津屋敷に
産声あげて 曽六郎らが 教え導く
これぞ遊佐小 源流なり
二 天保年間 領地替え 嵐吹き荒れ
農は泣く 本家八十右衛門 私財を投じ
村の暮らしを 守らんと 野沢の民も決死の陳情
義民の魂 今もなお
三 騒動去りて十余年 暴れ日向川治めんと
八十右衛門挑む難工事 新川掘割
海へ抜け 水害防ぎ 田畑潤す 遊佐の沃野に
実り呼ぶ 偉業讃えん いつまでも
四 医師に教師に 海軍士 助役に収入役と
遊佐人名簿 紐解けば 綺羅星の如き
歴史の舞台に 名を刻み 民の教育 支えたり
村人敬う 梅津様 家名誇らし 永久に
酒田慕情
一 、広き野を流れゆけども 最上川
濁らず注ぐ 日本海
酒田の礎(いしずえ)築く 三十六人衆
徳尼公(とくにこう)の 信義(おもい)を受けて
湊・酒田の 灯(ひ)が灯る
二、 壇ノ浦から はるばる落ちて 日向川に
辿りつく 池田の兄弟 五つの命
芹田(せつだ)に残る 酒盛り塚よ
水で別れの 盃(さかずき)交わし
血脈(ちすじ)絶やさぬ 誓い立て
三、 長男(あに)は土路沢(とろさわ) 次男は玉簾(たますだれ)
皆が川沿い 棲み続けて百五十年
朝日山に 築きし城に 誇りあり
戦(いくさ)乗り越え 生き抜く強さ
今も息づく 末裔(まつえい)の意地
四、 山居倉庫の 欅(けやき)の並木
西廻り船 夢を積み
芭蕉も愛でし 暑き日よ
本間様らが 守った松林
飛島(とびしま)浮かぶ 日本海
あゝ わが故郷 酒田慕情
「酒田まつり讃歌 〜獅子の舞う町〜」
一、歴史(いにしえの誇り)
海風(うみかぜ)薫る 湊町(みなとまち)
時は慶長十四年(1609) 天を突くよな
大山車(おおやま)が 練って始まった
山王祭(さんのうまつり)
徳尼公の 礎に 三十六人
夢を継ぐ 語り継がれる 酒田の誇り
二、祭典(三日間の熱気)
十九の暮れは 宵祭り
二十日(はつか)賑わう 本祭り
山車に行列 花魁も 名残(なごり)惜しんで 裏祭り
三日通して 酔いしれる 五月の空に 舞う心
熱き血潮の 酒田の春
三、現在(復興と賑わい)
炎の試練 乗り越えて
誓い新たに 甦る 昭和五十四
名も変わり 心ひとつに 酒田まつり
大獅子 山王・日和山(ひよりやま) 頭パックン 厄払い
笑顔あふれる 今日の賑わい
四、未来(明日への継承)
日枝の杜(もり)に 木霊(こだま)する
稚児の掛け声 笛太鼓
時代行列あでやかに 明日へ繋ぐよ この文化
安寧祈る 人の波 世界へ響け庄内の
永久(とわ)に輝く 酒田まつり

鳥海山の四季
一、
雪が解け出し 雪崩音
麓に響き 春告げる
皐月の山に 種まき爺
どれかと探す 子供たち
今年も豊作 祈る山
二、
夏山開く 文の月
出羽の富士へと 夏登山
岩場の陰で 鳥海フスマ
万年雪の 風涼し
お国自慢は 花の山
三、
頂き染める 草紅葉
赤や黄金の 鮮やかさ
空からゆるり 降りて来て
秋の夕陽に 山映える
心奪うは 錦(にしき)山
四、
シベリア育ちの 渡り鳥
寒波を連れて やって来る
平野に白鳥 舞い降りて
じっと春待つ独立峰
海から聳える 雪の山
















このメロディのポイント
出だし(北に聳える〜): 低音で語るように始まります。
中盤(黄金波打つ〜): 少しリズムを強調し、盛り上がりを作っています。
サビ(あぁ〜): a8(高い「ラ」の音)で、細川たかしさんのような突き抜けるロングトーンを表現しました。
最後(遊佐平野): たっぷりと余韻を残して終わります。

「東御慕情」小山優
北に浅間の 山並みを
仰げば高き 空の青
千曲の流れ 絶えずして
田畑豊かに 潤して
光あふれる 故郷は
心安らぐ 東御の地
歴史を刻む 海野宿
白壁続く 石畳
いにしえの世の 滋野氏が
駆け抜けた夢 偲びつつ
静かに時が 流れ行く
旅の情けが 沁みる町
御牧台地に 風渡り
実り豊かな 葡萄園
ワインのグラス 赤く映え
芸術むらに 星月夜
ほどよく田舎 その響き
移り住む人 多き街
新たな明日を 築くため
古来の教え 守りつつ
手と手携え 助け合い
笑顔の花が 咲き誇る
変わらぬ絆 永久にあれ
輝く未来 東御まち

出雲慕情
一、【歴史】〜神話と和歌の始まり〜
八雲(やくも)立つ 出雲の空に 湧くロマン 須佐之男 大蛇を 退治(う)ちてなお 愛しき妻へ 詠(よ)みし歌 三十一文字(みそひともじ)の あけぼのは ここより始まる 日本の歴史 あゝ 出雲慕情 愛の国
二、【技術】〜雲太と青銅の輝き〜
荒神谷の 銅剣が 眠りを覚ます 時を超え 三本束ねた 杉柱 雲太(うんた)と称(よ)ばれし 大社(おおやしろ) 天(そら)をも突くよな 匠(たくみ)の技よ あゝ 出雲慕情 夢の跡
三、【信仰】〜国引きと自然崇拝〜
国引きの 綱は浜辺と なりにけり 大山(だいせん) 三瓶(さんべ)を 杭(くい)にして 縫い合わせたる この大地 万(よろず)の神が 集う地で 柏手(かしわで)打てば 風清(きよ)し あゝ 出雲慕情 祈りの地
四、【未来】〜八重垣と明日への架け橋〜
悠久の 時が流れて 世は移る 変わらぬものは 人の情(ふ) 八重垣造り 守り抜く 平和な明日への 道しるべ 古(いにしえ)訪ねて 未来を知る あゝ 出雲慕情 とこしえに



