山形県のクマ出没警報は11月30日まで再延長です。
クマの目撃状況 マンネリは怖い 町民の意見 酒田市の熊目撃
ガバメントハンター 庄内地方の対応 東京都の目撃
目撃情報は遊佐町のクマ目撃情報及び酒田市のクマ目撃情報から
大きいマップは最下段にあります 
ハインリッヒの法則(1:29:300の法則)は、ヒヤリハットの法則とも言われ一件の重大事故の背後には約300件のヒャッとした事案、
約29件の軽微事故があると予測しています。これを熊目撃に当て嵌めると約300件のヒャッとした目撃があったなら、
30件前後の食害などの軽微な被害があるもので、遊佐や酒田でもそろそろ人的被害があっても不思議ではありません。
一件の重大事故を防ぐには、一件一件の目撃情報を軽視せず「これは大変だ」と受け止め対応・分析する事と思います。、
 
 
 月光川の川沿いをうろついていると思われます。(左が吉出、右端の約1キロ先の建物が遊佐中)
この旧朝日橋は映画『おくりびと』で鳥海山をバックに主役がチェロを弾く場面で登場しています。
 
月光川の下流方向を撮影(直線で約5キロ先は日本海です)
今や日向川沿いは、まるで熊のメインストリートのように見えます。
 
内容は遊佐町のクマ目撃情報から
■10月24日 19:00頃 遊佐町石辻集落北でくまの目撃
10月24(金) 09:25頃 遊佐町箕輪集落で子クマの目撃
■10月23日(木) 20:00頃 遊佐中周辺で親熊と小熊2頭の目撃
■10月23日(木) 16:45頃 遊佐町下藤崎集落でクマの足跡が確認
■10月23日(木) 15:45頃 遊佐旭ヶ丘集落でクマの親子を目撃
■10月23日(木) 15:45頃 遊佐町箕輪集落でクマの親子を目撃
■10月23日(木) 07:25頃 遊佐町箕輪集落で子クマの目撃
■10月21日 16:45頃 遊佐町藤崎千代の藤ニュータウンでクマの目撃
■10月21日 05:30頃 白井新田字岩野集落付近でクマ1頭を目撃
■10月21日 遊佐町庄泉字大谷地公民館東でクマの足跡確認
目撃情報は集めただけではダメ。分析して住民に還元する事が大切
内容は酒田市内のクマ目撃情報から
■10月23日5:40頃酒田市八幡麓字楯山でクマ3頭(幼獣2頭)を目撃南側100m付近で同個体群を目撃
■10月22日20:00酒田市平田楢橋字大柳地内(雲竜寺付近)においてクマ(1頭・体長不明)を目撃
■10月22日19:50酒田市平田飛鳥字大道端でクマ(2頭・体長不明)を目撃。その後は不明
■10月22日16:18酒田市八幡麓字楯山でクマ3頭(幼獣2頭)を目撃
→翌日23日5:40頃南側100m付近で同個体群を目撃。その後行方は不明
■10月22日 07:20酒田市松山さみだれ堤でクマの目撃
■10月22日06:45 酒田市松山南新屋敷でクマの目撃
■10月22日 0600酒田市生石十二ノ木でクマによる4食害
■10月21日9:47酒田市松山竹田字小荒地内でむクマ(1頭・幼獣)を目撃
 
大きいマップは最下段にあります 
 下段の画像は、遊佐町と酒田市のほぼ境を流れる日向川に架かる鳥海橋から上流を見る。
 
下段の画像は、日向川に架かる鳥海橋から下流を見る。約4キロ先は日本海です。
 
眺海の森から西方に酒田市街や日本海方面を望む。(中央の蛇行する河川は最上川
 
酒田市内のクマ目撃情報(赤点滅は最近です。) 
刻々と変化する情勢に即応した配信を心がけています

十日の菊 六日の菖蒲(あやめ)」とは、必要なときに間に合わず手遅れとなることの例えです。
 大きいマップは最下段にあります 
1 クマの目撃情報の「見える化」或いは「可視化」は大切   
 見える化とは、仕事の進捗状況や結果、状態など、わかりづらい状況を視覚に訴えて、老若男女誰にでも認識可能な状態にすること。可視化とは目に見えない情報やデータを視覚的に表現し、誰もが理解し易い形にする事ですが、この場合どちらでも良いと思います。遊佐町や酒田市は、森林や河川が多いので、その表示が分かり易いYahoo!マップの「航空写真」を台紙して、目撃情報を表示しています。 
 
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2 遊佐町のクマ目撃情報
 遊佐町役場では、「クマ目撃情報」を配信しています。
 
今年の4月から119回目です
 目撃が全て通報されてないハズですから、実際は数倍の目撃があっても不思議ではありません。吹浦に住んでいる親族に連絡したところ、「熊が出た話しは、最近は毎日のように聞いているので誰も驚かなくなっている。」と言われました。確かにマンネリ化した呼びかけでは、そんなものと思います。
 イソップ寓話に「嘘をつく子ども」という物語があります。 羊飼いの少年が「狼が来たぞー」と嘘をつき、村人を驚かせるうち、ある日、本当に狼がやってきて羊が食べられてしまうというお話です。一般的には「嘘をついてはいけない」という訓話です。
 何もできかねて傍観しているだけでは、こんな悲惨な結果を招くだけです。遊佐町地図
 だからと言って、良い考えがあるかと問われても、簡単ではないから日本中が困っているのです。
 関係者は、このように目撃情報を文字で並べるだけで納得されているのでしょう。
 あとは、警察や消防らと協力して、広報車を出して町民に呼びかける程度か。
 更には、動物愛護団体からの批判を恐れず、猟友会などの協力を得て、片っぱしから捕獲か駆除か、追い出しか。或いは、クマの行動調査のため
GPS(全地球測位システム)を取付けるのも一案と思われます。
 行政もいつまでも民間頼りでは限界が見えています。市町村の職員も何名かガバメントハンターとして猟銃所持の許可を得て、警察、時には自衛隊にも協力を得た強い体制を作る方針が欲しいものです。いずれにしても、クマ対策一つにも決断出来ない優柔不断な日本が見えてきます。最近では、北海道・知床半島の羅臼岳でクマに襲われた男性の遺体が山中で発見されましたが、このような悲惨な被害が何件もの発生を待ってからしか、方法がないのでしょうか。個人的には、けん銃や刃物を所持した凶悪犯がうろついているようなものですから、人里で見つけたなら人の被害が出る前に躊躇せず駆除すべきであり、それを迅速・的確に判断と実行が出来る専門家の養成が待たれます。
 
「広報ゆざ」では、今からでも間に合うクマ対策を掲載しています。 
 
 田市の目撃情報
酒田市内のクマ目撃情報
 
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 【令和7年クマ出没マップ】(外部サイトへリンク) 
 
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庄内地域のクマ出没対応 
 庄内地域は、山形県の北西部に位置し、北は鳥海山を境に秋田県と接するとともに、西は日本海に面しており、山と海に囲まれた広大な平野が広がる自然豊かな地域で、鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町で構成されています。

〒997-1301 山形県東田川郡三川町横山袖東19−1
 電話番号: 0235-66-2111

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目撃情報は集めただけではダメ。分析して住民に還元する事が大切
 
県内全域にクマ出没警報が発令(11月末まで期間延長)遊佐町産業課 農業振興係
  クマ出没警報の発令期間は、令和7年7月3日から令和7年8月31日の予定が、11月末まで期間が延長となりました。人身被害の防止のため、引き続き下記に注意してくださるようお願いいたします。
 クマの目撃情報等があったところでは、音の出る物で、クマに自分の存在を知らせてください。
突然クマに出合わないように、クマの目撃情報等があったところでは、ラジオやクマ避けの鈴、笛など、音の出る物で、自分の存在をクマに知らせましょう。県ホームページ「山形県クマに関する情報」「クマ目撃マップ」に目撃情報等を掲載していますので、目撃場所等を確認してください。(「山形クマ」で検索)
 早朝・夜間はクマに出合う可能性が高くなります。クマの目撃情報等があったところでの早朝・夜間の外出は特に注意してください。万一、クマに出合ったら、落ち着いてゆっくりとその場から離れてください。
 遠くにクマがいる場合は、あわてずに落ち着いてその場から離れましょう。
 近くにクマがいる場合は、背を向けず、落ち着いてゆっくりその場から離れましょう。
 襲われそうになったら、両腕で顔や頭を覆って、ダメージを最小限にとどめましょう。
 クマを目撃した場合は、市町村又は警察署に連絡してください。
 家の周囲の取り残しの果実や野菜、ハチの巣は撤去し、生ゴミなどは放置しないでください。
 廃果や野菜くずなど人にとっては利用価値のないものでもクマにとっては餌になります。ハチの巣や生ゴミなどもクマを呼び寄せますので、撤去しましょう。河川敷や公園などの刈払いを進めてください。クマは、河川や公園などの緑地に隠れて移動し、市街地へ出没します。市街地周辺の下草刈りを行い、クマの出没を防ぎましょう。 
 遊佐町産業課 農業振興係 TEL:0234-72-5882 / FAX:0234-72-5896
  山形新聞(2025.10.3)
 
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  ガバメントハンター(公務員ハンター)の採用・育成について
  山形県でも「ガバメントハンター(公務員ハンター)」の採用に関して、次のようなやり取りをしていることを知りました。そして、県の取組状況の回答の中に「他県における活用状況等を調査しながら研究していきたい」との様子見をしている現状が掲載してあります。テレビや新聞でもクマの出没、人的被害は聞かない日がないほど喫緊の課題と思われるのに、まだまた手をこまねいている現状が伝わってきます。この頁では主に山形県遊佐町のクマ対策に関して述べていますが、東京都でもけっして他人事ではありません。
 今年(2025年)は8月21日までに計154件の目撃情報が寄せられています。特に、東京都の西側の奥多摩町や桧原村など多摩地域の山間部に集中しています。右の図を見れば一目瞭然ですが、圏央道の存在が見事は棲み分けしているように見えます。しかし、最近では圏央道を超えて東側でも活動が見られてますから、けっして他人事ではありません。
 ガバメントハンター(公務員ハンター)に関しては、是非、東京都が先駆けてまず多摩地域の各自治体が率先して、職員の中から育成したり、地元の猟友会の中から公務員として採用したなら即戦力になると思います。
 人命に関わることには、他の予算を削っても最優先で取り組んで欲しいものです。
ご意見
 県道に面している自宅の近所に、何回もクマが出没して生活に支障をきたしています。
 クマの市街地出没については、徹底した管理捕獲を行わないと問題が解決しないと思いますが、捕獲についてこれまで依存してきた猟友会は、諸般の事情により継続性や緊急性の面で対応が難しくなっており、全国の自治体では専任のガバメントハンター(公務員ハンター)の採用が拡がっているようです。山形県におけるガバメントハンターの育成と採用の計画について聞きたいです。 
(2024年7月12日)(他同種意見1件)

県の取組状況
 県では、第4期山形県ツキノワグマ管理計画を策定し、適正な個体数管理と人身被害の防止及び農作物被害防止の観点から、総合的な対策を実施しています。捕獲対策に関しては、生息状況を調査し、春季捕獲による個体数管理に取り組んでいるほか、市街地等に出没するクマについては有害捕獲を行っています。また、新規狩猟者等の銃・弾薬等の備品購入支援や射撃研修会の開催等により、捕獲の担い手の育成・確保を図っています。ご意見のありましたガバメントハンターの採用・育成については、人材活用の在り方や育成方法等の課題について、他県における活用状況等を調査しながら研究していきたいと考えているところです。併せて、市街地に出没する要因である放任果樹の伐採、クマが身を隠すやぶの刈払いや、クマの生息域の境界を明確にするための緩衝帯整備、電気柵設置等を推進し、人の生活圏への出没防止に取り組んでいるところです。
 (2024年7月30日実施中・実施済)( 環境エネルギー部 みどり自然課 )
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東京都のクマ目撃情報 
東京都ツキノワグマ目撃等情報マップ ~TOKYOくまっぷ~(Power BI_WEB版) 
 
東京都ツキノワグマ目撃等情報マップ ~TOKYOくまっぷ~(Power BI_MOBILE版) 
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3 町民の意見「紙魚のつぷやき」 
令和5年度 町民と議会の懇談会報告書
第A班
令和5年10月21日(土)午後1時30分~3時36分
クマ対策について
質問/ 杉沢地区の栗畑にクマが3日続けてきたため、持ち主が役場にオリ設置をお願いした。
 しかし、捕獲上限になったので捕獲できないと言われたとのこと。いろいろな事情があると思うが、柔軟な対応をお願いしたい。
回答)捕獲規制があるとは聞いていない。クマの命とヒトの命とどちらが大事なのかと考える必要がある。町や県に働きかけていく。
令和5年10月21日(土)午後1時30分~午後3時30分
要望
 遊佐町は森林が多い。温室効果ガスの吸収源維持の観点から、林業の振興は重要である。合わせて鳥獣対策としても、特に住居近辺の伐採などは効果があると思うので、今後も林業の振興に力を入れてもらいたい。
回答
  遊佐町で一番クマが出没しているのは吹浦地区である。小野曽地内ではイノシシの被害も出ている。町でも対応はしているが、やはり音を出す、家に鍵をかけるなど、個々に気を付けることも重要だと考える。引き続き行政にも意見を述べていく。  
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遊佐町・酒田市のクマ目撃情報拡大図
点滅は最近です

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